特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール

拠点が離れていることで、悩みを相談し合う機会が少なくなってしまった若手メンバー同士を濃密な時間でつなぐ。

POINT

課題

リアルで会えないため、同世代の横のつながりの欠如

狙い

業務を離れ、身体を使い、火を囲むことで関係性に余をつくる

成果

お互いを知り、信頼関係を築くことができた
→実施サービス: チームメルティング・セッション
→実施時期  : 2021年12月

POINT

課題

リアルで会えないため、同世代の横のつながりの欠如

狙い

業務を離れ、身体を使い、火を囲むことで関係性に余をつくる

成果

お互いを知り、信頼関係を築くことができた

→実施サービス:

 チームメルティング・セッション

→実施時期:

2021年12月

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学童を多数運営する放課後NPOアフタースクールさん。

2020年に引き続いて2021年もコロナ禍でリアルに会う頻度が少なくなった若手同士の関係性の質を高めるために「チームメルティング・セッション」を2日間にわたって開催してくださいました。

多くの拠点、業務を抱える放課後NPOさんでは配属後、同期同士、入社年次が近い人同士のリアルなコミュニケーションが薄くなってしまい、困った時に相談できる同世代の関係が築けていないということが課題でした。また、NPO組織であるため、事業への使命感や事業ビジョンへの共感は強いものの、実際の事業の現場でぶつかる矛盾や壁にどう向き合うか、一人で抱えてしまうケースが散見される、ということが課題として挙げられていました。

「チームメルティング・セッション」ではまずはフィールドで共に身体を動かす機会を持ちます。今回は全員で未開の山の中に入っていき、方向感覚がなくなり、帰り道が分からなくなった時点で参加者にゆだね、皆で相談しながら出発地点に戻る、というアクティビティを行いました。藪の中、崖のうえ、方向感覚が失われて不安に満たされる中で意思決定すること、お互いに助け合うこと、声をかけあうこと、そんな非日常の体験をメンバーとシェアし合います。

無事に戻ってくると、昔からの仲間だったような感覚が芽生えます。

後半は焚き火を囲み、ゆったりランチをとったのち、たっぷり時間をとって語り合います。時に業務とは全く関係ない話を、時に業務での悩みを。ときに考え方がぶつかったりするのですが、焚き火を前にすると考え方の違いも素直に受け入れられるようです。

参加者の皆さんからは「また参加したい」「久しぶりにパソコンやスマホを一日閉じていた」「定期的にこういう機会をもってほしい」などの声をいただきました。

どんな「余」がうまれたか

関係性に