Philosophy
MISSION 私たちの使命
余を復権しよう。
私たちは船頭となって、世に余を生み出していきます。
時間的、空間的、関係性における余。
一見、無駄で無意味に見える余を創出します。
回り道、上等。
ひとりひとりの中に、余が舞い戻る世を目指します。
VISION 私たちのありたい姿
余の存在を歓喜し、余を探求する集団。
余白、余裕、余暇、余地、余分。
余の存在は私たちを健やかにします。
余の時間、空間、関係性に気付き、眼差しを向け、余を味わっていく。
余の存在を喜び、ひとりひとりの余を尊重し合います。
余には、我という意味もあります。
VALUE 行動指針
余のある世を、愉快に生きる。
余のある眼差し。
自分を見つめ、世界を見つめる眼差しに、
そっと意識を向けることで、余のある世が開けてきます。
愉快に生きるヒントは、眼差しにあり。
私たちが大切にするのは6つの眼差しです。
6
つ
の
眼
差
し
オッケー
不完全さ
私たちは誰もが弱く、もろく、いびつな存在です。
誰もかれも、何もかも不完全。だからこそ共に存存しています。
不完全であることを受け入れること。
不完全な自分、不完全な他者にオッケーを出すこと。
その瞬間から心に余白ができる。
みんなが自分のままで存在できる世界。
オッケーと言葉にしよう。
じぶんじしん
衝 動
心の奥底から沸き起こる言葉にならないもの、それが衝動。
衝動は自分の根源的な欲求。
深い願い。
まさしく、自分そのもの。
感情は衝動が引き起こす心の波紋。
衝動にも、感情にも、いいも悪いもない。
感情の渦に飲み込まれることなく、波紋が収まるのを静かに待って。
そのままの自分自身を眺めよう。
そんちょう
個々
親子、夫婦、友達。
私たちは年齢も立場も関係なく、全く別の存在です。
どんなに近い存在だろうと、一体にはならない。
人生の主人公は、たったひとりの自分。
人生の選択は自由です。
選択の責任を自ら引き受けて生きるお互いを、それぞれの存在を、ただそのままに尊重しよう。
おもいやり
間合い
私たちは、他者の心の中を知ることは不可能です。
時に相手との境界線を見失い、 思い通りにならないことに苛立ち、相手をコントロールしてしまう。
他者と適切な距離感をとることで、関係性に間ができる。
ほどほどの間合いは、思いやりのある関係性になります。
せいじゅく
俯瞰
鳥の目になって「他者と自分」「他者と他者」の間合いを眺めること。
自分を尊重しながら、自分を特別視しない。
自分も、他者も、この広大な世を構成するひとつの要素に過ぎないと知ること。
自分の衝動と、他者への想像と共感を深めると、 成熟の景色が立ち現れます。
やさしさ
面白がる
私たちは、自分の中の正しさを信じ切るときがあります。
しかし相手にとって、その正しさは時に、暴力的で優しさを失います。
正しさよりも、面白さを信じよう。
正しさには緊張感があるけれど、面白さには柔らかな気が溢れています。
どんな状況も「面白がる」余地がある。
それが他者と優しさでつながる架け橋になります。