さなぎんプロジェクト
働く現場に「余」を取り入れ
人間中心モデルへ変容させよう
働く現場に「余」を取り入れ、人間中心モデルへ変容させよう
「さなぎんプロジェクト」は自分自身の地図と羅針盤をもちながら働く個人とチームを増やしていくプロジェクトです。
自分の気持ちと働く意義のズレを補正していける。自己や他者の失敗にめげない。他者と協力し、役割を補い合い、大きな目標に向かって働く。そんな本当の意味で「主体的な」個人が集うチームを増やしていきます。
そのためには「さなぎ」のように立ち止まって、積極的に余を手にして変容する必要がある。さなぎは一度きり命がけの変容だけど、人間はいつでも、何度でも、「さなぎん」になれる。変容を目指す個人、チームのためのプロジェクトです。
理想論的に聞こえるかもしれません。私たちには無理ね、と思われるかもしれません。
でもそれは、皆さんが今、芋虫さんだから(比喩です、念のため)。せわしなく地面を動き回っているときはこれが当たり前で自分が空を飛べるなんてこれっぽっちも思わないでしょう。でもある日、立ち止まる。さなぎになる。組織が一度全部溶けてぐちゃぐちゃになって気づいたら蝶々になって飛び出す。
そう、1回立ち止まって、余白と余裕を作って、さなぎになる必要があるんです。自分自身を、自分たちのチームをこれまでの惰性に縛られずに総点検し、統合し、変容していく必要があるのです。その機会を皆さんとともにつくるのが「さなぎんプロジェクト」です。
ひとりひとりが、チーム全体が「さなぎ」になって「余」の時間をたっぷりともつことで、自分たちが見失っていた「余」に気付いていくでしょう。取り戻すきっかけを得ていくでしょう。
先の見通しが立つ時代には「余」がなくてもチームは有効に機能していました。強制と報酬のバランスで目標に向かって走り続けることが可能だったでしょう。一方で現在、先が読めない変化の時代においては積極的に「余」を取り入れることが個人とチームの持続的な成長のために必須だと考えます。
チームに「余」が足りていないとこんなことが起きます:
チームに「余」がない状態:メンバーが窮屈そうに働いている。それぞれが言われたことはやるけどそれ以上は動かない。年齢や経験や立場により断絶がおきている、とくに若手や新人などにストレスが集中している。リーダーが孤立している。リーダーが支配的だったりあるいはリーダーに従属的だったりする。疑問や不安や反対意見が言えない。
当てはまることも、当てはまらないこともあるでしょう。でも、上記のようなチームは働く場として魅力的でない、息苦しいと感じるのではないでしょうか。
では、チームに「余」があるとどうなるのか:
メンバーが伸び伸びと気持ちよさそうに働いている。ひとりひとりが仕事の意義や意味を自ら見出し主体的に働く。年齢や経験や立場による分断を感じることなくオープンにやり取りができる。リーダー、メンバーそれぞれが自分の役割を知り、まっとうしている。疑問や不安や反対意見があったときに率直に発言できる。
チームに「余」があること。それはつまり、効率性やスピード、生産性が至上命題だった働く現場を人間中心のモデルに変容させることです。メンバーを「機能」としてとらえ管理する組織モデルから、ひとりひとりを「人間」として信頼し、自走する力を発揮しやすい形をつくり、維持し続けるモデルへ移行するということ。組織と個人を対立軸でとらえず、個人が「余」をもって主体的に動くことで、チーム自体のパフォーマンスをあげていく。そんなアップデートされた個人とチームの関係性こそが先の見えない時代で価値を発揮するための在り方だと考えています。
このチャレンジングなテーマを「さなぎんプロジェクト」を通して、共に実現していきましょう。働き方と生き方は表裏一体。働く環境で「余」が復権することで私たちの社会そのものが変容していくはずです。
ともに、余のあるチームを、社会を作っていきましょう。
CAPABILITY 私たちの強み
関係性の「詰まり」を
見つけて溶かす
凝り固まった関係性は無意識だったり、チームの前提条件になっていたり当事者ではなかなか見えてこないものです。
私たちはこれまで「親子」という最も濃い関係性に向き合い、詰まりを発見し、溶かしてきました。
その知見をチーム内の関係性に適用します。
素の自分を出せる
環境づくりのプロ
私たちは大人と子どもが遊ぶ場で経験を培ってきています。
自分の素が出せる安心感がないと遊びは生まれません。
私たちは遊びゴコロの風を呼び込むプロです。
チームメンバーが知らず知らずのうちに素の自分になっている。
そんな環境をつくっていきます。
意識変容の種を
体感で渡す場づくり
意識を変容するには「思考」を手放し、体感に身をゆだねるのが一番の近道です。
思考・関係性のしばりから自由になり、身体と心で感じる場を作っていきます。
会議室でも、オンラインでも、フィールドでも。
ORIGINALITY 私たちの独自性
包括的な
ソリューションプログラム
さなぎんプロジェクトには4つのソリューションプログラムがあり、それぞれがつながっています。メンバーひとりひとりが自分自身の羅針盤を手にし、チーム内で果たす役割に気付き、チームと溶け合っていく。その先に固定概念を超越したイノベーションが起きる。その流れの中でチームをサポートします。
体感・内省・対話の
ぐるぐるで核心に近づく
体感すること、内省すること、対話すること。まず感じて、味わって、言葉として人に伝える。この経験をプログラムの中でぐるぐると繰り返します。このプロセスを経ることで体感が定着し、日常の業務の中に持ち帰っていけるようになります。
漢方薬のような
余のある時間軸での関り
PROBLEMS & SOLUTIONS 組織課題とソリューション
PROBLEMS & SOLUTIONS
組織課題とソリューション
01. セルフリーダーシップ・ジャーニー
01. セルフリーダー
シップ・ジャーニー
一人一人が自分自身の働く羅針盤を手にできるように「さなぎん」します。
受動的な働き方から自分自身が自分の人生のリーダーであると知り、主体的に働けるように行動変容を促します。
▼ 解決できること
プログラム詳細
- 課題ヒアリングミーティング
ご担当者とオンライン/対面でお話し課題の特定やチームの傾向をお伝えいただきます。 - 課題に応じてパッケージ内容を調整してご提案
チームの特性や人数、会場の制約などによりパッケージを調整してご提案いたします。 - 参加メンバー事前サーベイ
成果・課題把握のため、プログラム実施前参加メンバーにご回答いただきます。
基本、各プログラムは1日で完結します。
オンライン/対面(オフィス)/対面(フィールド)のいずれかで実施します。実施スタイルに関わらず、日常の業務や関係性から離れるため、プログラム中は日常業務に縛られずに参加できる環境をご用意ください。
幼少期によく触れた「粘土」を活用します。テーマに即して手を動かし創造。創造したものに名前をつける。名がついた作品を鑑賞し合い、客観的に見つめる。破壊することで手放す。このプロセスを繰り返すことで自分自身の隠れた欲求、見えていなかったニーズを体感的に把握し、内省し、対話を通じて言語化していきます。
- 参加メンバー事後サーベイ
事前サーベイとの差分からプログラムの成果を把握します - 事後サーベイに基づいてご担当と振り返りミーティング
レポートを作成、レポートに基づいて今回の成果、今後の課題を特定していきます
02. 21世紀型リーダーシップ・フォロワーシッププログラム
02. 21世紀型リーダーシップ・
フォロワーシップログラム
チームメンバーひとりひとりがチームの中での役割を認識し、有機的に相互に助け合えるチームに変容するために「さなぎん」します。
上下関係ではなく、役割としてつながり合い支え合うチームになります。
▼ 解決できること
プログラム詳細
03. チーム・メルティング・セッション
03. チーム・メルティング・
セッション
チームメンバー一人一人がお互いの個性とニーズを深く理解し、相互に尊重し合える風土をつくるために「さなぎん」します。
お互いの本心、こだわりや興味を知って個の存在がかさなりあっていきます。
▼ 解決できること
チームの風通しが悪いと感じる
プログラム詳細
- 課題ヒアリングミーティング
ご担当者とオンライン/対面でお話し課題の特定やチームの傾向をお伝えいただきます。 - 課題に応じてパッケージ内容を調整してご提案
チームの特性や人数、会場の制約などによりパッケージを調整してご提案いたします。 - 参加メンバー事前サーベイ
成果・課題把握のため、プログラム実施前参加メンバーにご回答いただきます。
基本、各プログラムは1日で完結します。
対面(オフィス)/対面(フィールド)のいずれかで実施します。実施スタイルに関わらず、日常の業務や関係性から離れるため、プログラム中は日常業務に縛られずに参加できる環境をご用意ください。
当プログラムは身体性と「焚き火」の力を使います。オフィス実施の場合、会場に丸太を持ち込みます。持ち込まれた丸太をノコギリで切って、トンカチと釘を使ってテーブルとイスを皆さんに作ってもらいます(前半・身体性)。出来上がったイス、テーブルを囲み、室内で安全に使える「バイオエタノール焚き火」に火をともし、火を囲んで対話を行います(後半・焚き火対話)。
- 参加メンバー事後サーベイ
事前サーベイとの差分からプログラムの成果を把握します - 事後サーベイに基づいてご担当と振り返りミーティング
レポートを作成、レポートに基づいて今回の成果、今後の課題を特定していきます
04. 守破離キャンプ
成功体験や習慣からメンバー一人一人が手にしてしまっている固定概念を「さなぎん」します。
前提条件をとりはらったときに見えてくる新しい世界でイノベーションを創出しましょう。