学童を多拠点で運営する放課後NPOアフタースクールさん。
毎年、この時期に入職1年目~3年目のスタッフを中心に交流を図る場として、原っぱ大学の「チームメルティングセッション」をご利用いただいています。スタッフの皆さんからは「この研修に行きたい!」との声をたくさんいただくようになり、1年間の組織運営サイクルに組み込んでいただいており、今年で4回目となりました。
多拠点で組織を運営しているからこそ、どうしても拠点ごとに分断されてしまい、同世代同士の交流がおきにくい構造。1年に一度でも、仕事を忘れて集まって、お互いの顔を見て共に身体を動かし火を囲む。たったそれだけのことだけど、それによりチームの垣根が溶けていくようです。
「チームメルティング・セッション」ではまずは焚火の着火で一日をスタート。今回は乾燥していたため、あっという間に火がつきました。つづいてフィールドで共に身体を動かす機会をつくります。今回も未開の山の中にはいっていき、崖を滑り降り、泥だらけになりながら山の中をさまよい歩きました。途中から「海を見たい」というメンバーの声にのっかり、海を探して山の中をさまようこと1時間半。ようやく海に出会えました。
無事に戻ってくると、昔からの仲間だったような感覚が芽生えます。
後半は焚き火を囲み、ゆったりランチをとったのち、たっぷり時間をとって語り合います。少人数のグループに分かれてそれぞれの自己紹介や仕事の紹介をしたのち、お仕事での「悩み」を相談。身体を使って分かり合った者同士だから、悩み相談も深いところにたどり着きます。身体を動かし、業務をはなる時間ならではの対話となりました。