自分たちで決め、自分たちで作り、自分たちで遊ぶ
こんにちは。原っぱ大学ガクチョー塚越です。春はもうすぐそこ!キャンプの季節がやって参ります。毎年恒例の原っぱ大学 春のキッズサバイバルキャンプ。今年は原点に回帰しまして、原っぱ大学の逗子のフィールドにて、子どもたち自身が自分たちで「家」を作り、ご飯を作る原始的なキャンプです(まさにサバイバル)。
今回のコンセプトは「自分たちで決め、自分たちで作り、自分たちで遊ぶ」。シンプルで濃い1泊2日を一緒につくっていきましょう。
原っぱ大学のフィールドを評して、とある方が言いました。「何にもなくて、何でもある場所」。そう、ここには何にもありません。電気も、ガスも、水道も、水洗トイレも、お風呂もない。でも、仲間がいる。たき火ができる。好きに遊べるフィールドがある。可能性が何でもあります。
そんな僕らのホームグラウンドで、子どもたち同士が協力し合って家を作り、火をおこしてご飯を作り、ともに遊び合う。
みんな本気だからときにケンカもあるでしょう。すれ違いもあるでしょう。でもそれでいい、それがいい。そんな全力投球の1泊2日を一緒に過ごしましょう。

参加条件はひとつ。子ども自身が「行く」と決めること
3月。実は原っぱ大学のフィールドが最高に気持ちいい季節です。寒さも和らいできているけど、蚊や虫がまだ全然動き始めていない。一晩泊まるのにこんなに適した季節はありません。キャンプに慣れていなくても、アウトドア経験が少なくても全く問題なし。
この春の新1年生以上の皆さん、ウェルカムです。
ご参加にあたって、1つだけ大切な条件があります。それは参加することを子ども自身が決めることです。
ここは学校ではありません。真剣に遊ぶ場です。家をつくったり、ご飯をつくったり、みんなで山の中で過ごす時間を、本気で全力で楽しむ場。だからこそ「参加したい」という気持ちを大切にしたい。
このキャンプの内容をご家族で話してみてください。ワクワクして妄想が広がり切ってしまう子もウェルカム!心配や不安があるけど挑戦してみようと思う子もウェルカム!
どんな形でもいいし、100%ワクワクだけじゃなくてもいいから、自分で「行く」と決めて参加してくれることが超大切です。楽しさの始まりは自分で選択するところからだと考えています。
保護者の皆さんはぜひじっくりとお話をして、本人が決めるということを大切にして、本人が決めたらその決定を尊重してあげてください。参加するということも、参加しないということも「決める」ということがとても大切なことだと考えています。
家を作って、ご飯を作って、遊ぶ。ただそれだけ
キャンプの舞台は神奈川県逗子市の山の中にある原っぱ大学フィールド。この敷地内に、皆で協力してブルーシートとロープ,そこらへんに落ちている木や枝や葉っぱで家を作ります。これが私たちの「家」(みんなで大きな家をつくるのか、小さな家をたくさんつくるのか、そんなところから相談して決めましょう)。この家を拠点に山の中での自分たちの生活を楽しむ1泊2日間です。
ご飯ももちろん皆で協力して作ります。メニューは事前に実施するオンライン作戦会議で決めましょう。そのメニューを1日目の夜、2日目の朝と昼に作ります。働かざるもの、食うべからず。みんなで協力してご飯をつくるよ。
そして、あとは好きに、ひたすら遊ぶ。鬼ごっこするもよし、ボールで遊ぶもよし、山の中に探検に出かけるもよし。好きに過ごしましょうぜ。

自由なフィールドだから「遊び」のアイディアは無限大!
「好きに遊ぶ」と言われても、もしかしてイメージが湧かない子もいるかもしれません。原っぱ大学のフィールドはこれまで何百人という子どもが思い切り遊んできた場所。キャンプでできそうな「遊び」のアイディアを少しご紹介しましょう。
①山全体を使って時間無制限鬼ごっこ or ドロケイ or 逃走中 or かくれんぼ
日常にはない傾斜地だらけの木に囲まれた空間。鬼ごっこやらドロケイやらかくれんぼやら。素朴な遊びですが侮ったらいけません。遊びのルールを子どもたちが少しずつチューニングしながら無限に続きます。ちなみに夕暮れ時のかくれんぼ、最高に面白いです。
②傾斜地だらけの山の中でサッカー
公平性もへったくりもない、斜面でやるサッカー。地形はぼこぼこだし、どこにラインがあるのか誰も分からない。あいまいなルールでなんとなくやるサッカー。それでもみんな夢中になります。バスケ、ドッチボールなどなどいろんなボール遊びができます。
③原始人スタイルでの火おこし
焚火は原っぱ大学の定番遊びです。ふだんはマッチを使いますが、時間がたっぷりあるので…。木と木をこすり合わせて原始人スタイルでの着火にチャレンジするのはいかが?(いまだ成功者はいません)
④ドラム缶風呂を沸かして無人島スタイルのお風呂づくり
原っぱ大学のフィールドには水道がない、と言いましたが、湧き水や雨水をためたタンクがあります。お風呂に入りたい人は沸かして入りましょう。自分で炊いたお風呂に山で入る。最高に気持ちいいのであります。
⑤山の奥地をさ迷い歩く探検隊
原っぱ大学の山から一歩奥地に踏み出すと、そこは方向感覚を見失う野性のゾーン自分たちの直観をたよりにさ迷い歩くと野性が目覚めるのであります。
これらはあくまでほんの一例。遊びの経験豊富なスタッフが、一人一人が過ごしたいように過ごせる場を作っていきます。

原っぱ大学で10年間、大切に遊んできた山がキャンプの舞台
キャンプの会場は原っぱ大学の逗子市のフィールドです。
桜山という逗子駅から徒歩でもアクセスできる山の山中にあります。杉林のなかにたたずむフィールドは秘密基地そのもの(時季的に花粉症の方はご留意ください)。
10年間、原っぱ大学でたくさんの子どもや大人が遊んできた場所です。でも、自慢じゃないですが、まったくもって自然のままです。電気、ガス、水道はありません。
大声を出して、走り回れて、火を扱える。安全に存分に遊べる、現代では希少な場だと自認しております!
なお、突然の荒天の場合は逗子市内に原っぱ大学が管理する古民家100saiへ避難しますのでご安心ください。
※はじめてのフィールドで不安がある方は原っぱ大学「おやこ学部」の活動日に保護者同伴で見学にお越しいただけます。ご希望の方はお申し込みフォームで見学希望を選択してください。見学後、最終の参加の意思決定をしていただく形で結構です(キャンセル料等発生しません)。

■2日間の大まかなスケジュール
3/22(土)
9:30 逗子駅集合、バスで移動
10:00 葉桜入口より資材搬入
11:30 宿泊場所探し
12:00 ランチ
13:00 宿泊場所づくり
15:30 家の完成
16:00 夕ご飯づくり
18:00 夕ご飯
20:00 のんびり過ごす
21:30 就寝
3/23(日)
7:30 起床、朝食づくり
8:30 朝食
9:30 片付け(家の撤収)・パッキング
11:00 遊ぶ
12:00 ランチ
13:30 全体片付け
14:00 バスで移動
15:00 逗子駅解散
■持ち物
・着替え(2日分+α)
・運動靴(家から履いてくるものでOK)/替えの靴
・帽子
・軍手
・防寒具(長袖長ズボン)(夜は冷え込む場合があります)
・雨具(レインコート上下)
・小さめのリュックサック(探検に出かける際に使います)
・常備薬
・コップ
・プラスチックの平らなお皿+お椀
・お箸
・ヘッドランプ
・筆記用具
・洗面用具(タオル/歯磨きなど)
・虫除けや虫刺されの薬
・水筒
・保険証のコピー
・バス代もしくはsuica(片道110円)
・冬用寝袋 ※有料レンタル可
・マット※有料レンタル可
※所持品にはすべて名前を書いてお持ちください
■開催概要
◆日時:
2025年3月22日(土)9:30 JR横須賀線逗子駅集合
2025年3月23日(日)15:00 JR横須賀線逗子駅解散
※事前作戦会議オンラインミーティングを3月8日(土)17時~18時30分で実施いたします。このタイミングで事前顔合わせ、当日の流れの共有、ご飯メニュー決めを行います。ぜひご参加ください。
◆募集人数:
20名 ※最少催行7名
◆参加資格:
・2025年4月の新小学1年生以上
・本人がキャンプの内容を理解したうえで参加意思があること
◆開催場所:
原っぱ大学 逗子フィールド「村や」
◆参加費:
一般:38,500円(消費税込)
※兄弟参加の場合:二人目の参加費は33,000円(消費税込)
こども学部会員:33,000円(消費税込)
※今回のキャンプをきっかけにこども学部にご入会いただく場合にも割引は適用します
原っぱ大学こども学部についてはこちらをご覧ください。
◆お申し込み締め切り
・3月5日(水)23:59
※最少催行人数に達したため開催は決定しました
※定員に達し次第締め切らせていただきます。
◆天気による開催判断:
・多少の雨予報では実施しますが、荒天が予想される場合、プログラム内容に鑑み、中止の場合があります。
・天気予報を見ながら実施判断は皆様にご連絡差し上げます。最終判断は3/20(木)正午を予定しております。
・荒天による中止の場合、参加費については事務手数料を除く全額を返金させていただきます。
◆キャンセルポリシー:
以下、出発日を基点としてキャンセル料金を申し受けます。
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14日前から8日前:50%
7日前から出発日前日:80%
出発当日以降:全額
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(天候理由等の主催者都合による中止については、その限りではありません)
◆注意事項:
・プログラムは天気・状況により変更する場合があります。安全最優先で判断していくこと、ご理解、ご了承よろしくお願いいたします。
・持ち物、集合場所等の詳細のご連絡はお申込みいただいた方にご連絡いたします
・山の中の会場になります。水洗トイレ、水道などはありません。トイレは災害トイレを利用することになります。
◆お問い合わせ先:
・原っぱ大学公式LINE:https://page.line.me/296puviy?oat_content=url&openQrModal=true
→スムーズなやり取りなのでおすすめです
・原っぱ大学事務局メール:info@harappa-daigaku.jp
・問い合わせフォーム:https://harappa-inc.jp/contact/